<2001.11.15.〜2001.12.31.>  2001年度猟期前半

・・・ 全体に穏かな気候の日々 ・・・


今年は夏場に 持病の腰痛が顔を出し

どうなる事かと不安でしたが 何とか2001年度の

狩猟解禁までには 間に合う事が出来ました。

さて今猟期前半の状況ですが 地元の古老や

ベテランハンターの話を聞くと 秋口にあれほど

いた猪が どうした事かぱったり見なくなったとの

情報をよく耳にする 合法非合法は確認のすべも無いが 猟期前箱罠による子猪ごとの捕獲が原因と

指摘される方が多い 銃猟の我々には気の重い話では有る、 しかし鹿は相変わらずその生息数を

増やし続けているようで 出猟の度に何らかの形でその姿を確認しますが 今の時期射手の失中も多く

中々形としての成果に成り難いのが実情ではあります。

我々の解禁日は 例年伊勢湾へと船を出して

鴨の沖撃ちから始まります 何百何千と空を

暗くする程の 海鴨の群れは見ているだけでも

壮観です。

しかしどうした事か 今年はこの鴨の群れも

殆んどその姿をみることは有りませんでした

気候のせいで 渡りが遅れているのでしょうか

何か変です。

大物猟前半の状況では 全般に暖かい穏かな日が多く 待ち場はその役目を果たす事に容易で

逆に 勢子の担当者は毎回汗だくとなり 大変な労苦を強いて気を使います 猟果も不満は残りますが

ほどほどに有り 残りのシーズンも事故の無い猟期で過ごせ 終猟を迎えられる事を願っております。

                                                       OOZEKI